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循環資材の環境安全品質とその検査方法の提案と“JISスラグ指針”への適用

発表者  独立行政法人国立環境研究所  肴倉 宏史

 廃棄物溶融スラグの日本工業規格(JISA5031及びJISA5032、ともに2006年制定)には溶出量基準と含有量基準が規定されたが、他の循環資材との整合性の面から、あらゆる循環資材が共有できる「基本的な考え方」を示し共有することは極めて重要である。そこで、鉄鋼や非鉄金属も含めたスラグのJIS環境安全品質を導入するための指針づくりを契機に、「基本的な考え方」について検討を行い、これを基に”JISスラグ指針”を制定した。発表では、指針制定の経緯と指針の内容を報告する。


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