I - 2.運営・管理

最終処分場護岸の生物育成機能の評価

発表者  大阪湾広域臨海環境整備センター  高田 光康

 大阪湾広域臨海環境整備センターは4つの海面埋立最終処分場を保有している。このうち神戸沖及び大阪沖処分場では、環境アセスメントによる環境保全措置の一環として緩傾斜護岸を一部採用している。その効果を確認するため、平成18年度より5年間、各処分場護岸の海生生物の分布状況を調査してきた。これら調査データに基づく検討の結果、緩傾斜護岸は、直立護岸に比べ、海生生物の生育・生息環境の創造効果が高いことが分かり、今後の海域環境の保全・創造に資する有用な技術であると評価された。


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