I - 4.性状分析等

薪ストーブからの排ガスおよび焼却灰等に関する調査

発表者  龍谷大学理工学研究科  玉井 康仁

 木質系バイオマスは燃焼させても地球温暖化の原因となるCO2の総量を増加させない。豊富に存在する木質系バイオマスを小規模分散型のエネルギ源として利用することは低炭素社会の形成促進につながる。薪ストーブはこのための実現可能な手段の一つである。薪ストーブを使用すると、木質成分由来の焼却灰や排ガス等の排出物が発生する。本研究では大学敷地内の里山で採取した種々の間伐材を薪ストーブで燃焼させ、排出物のクリーン化および資源化のために必要な基礎的データについて調査を行った。


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