II - 3.熱回収・灰溶融・焼成

さいたま市ごみ処理施設の電力事情について

発表者  さいたま市  三品 雅昭

 東京電力福島第一原子力発電所の事故により、稼動している原子力発電所が今後順次定期検査に入ることで再稼動が困難な状況となり、大震災前の安定的な電力供給は見込めなくなる。ごみ処理施設の運営管理においても、将来的に電力は自供自足となると認識し、発電所であっても積極的な節電を行う中で、既存設備の稼動変更などで発電出力の増加を図ること、3年後に竣工する新熱回収施設にあわせて、発電設備のない工場の運転停止、そして、適正なごみ処理のため電力確保の取り組みなどの実績及び検討内容を報告する。


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