II - 3.熱回収・灰溶融・焼成

清掃工場の熱利用効率向上について

発表者  東京二十三区清掃一部事務組合  玉木 佳奈子

 東京23区の清掃工場の廃熱については、主に発電に利用されており、最近では高温・高圧化を中心とした高効率発電に取組んでいる。しかしながら、発電による熱利用効率は20%程度であり、低炭素で循環型の社会形成を推進するためには、低温熱の利用など、更なる熱利用効率向上が求められている。このようなことから、23区部の熱利用に係る5事業者と共同で、「清掃工場の熱利用効率向上に係る共同研究会」を設置した。21年9月の研究開始後、2年間の活動について報告する。


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