II - 3.熱回収・灰溶融・焼成
シャフト炉式ガス化溶融炉における送風予熱技術の開発
発表者 新日鉄エンジニアリング株式会社 吉本 雄一
シャフト炉式ガス化溶融炉において、羽口送風の予熱によるコークス使用量低減技術を開発し、パイロットプラント及び実用施設においてその効果を検証した。その結果、送風予熱と可燃ダストの羽口吹込みを組み合わせることで、送風顕熱供給量の増加、及び吹込み可燃ダストの燃焼性向上、の二つの効果により溶融物温度が上昇し、ダスト吹込み単独と比較して、コークス使用量を2割程度低減可能であった。