II - 3.熱回収・灰溶融・焼成
都市ごみ焼却施設におけるバイオソリッド燃料利用の可能性について
発表者 日立造船株式会社 中村 紀之
下水処理場で発生する汚泥(下水汚泥)を原料として生産されたバイオソリッド燃料は、カーボンニュートラルで石炭の2/3程度の発熱量を有するため、化石燃料の代替燃料として使用することで地球温暖化ガス排出量の低減に大きく寄与する。Hitzパールシステム(下水汚泥燃料化システム)で生産されたバイオソリッド燃料を都市ごみと共に都市ごみ焼却施設(ガス化溶融炉135t/日×3炉)で混焼した時の試験結果の紹介とバイオソリッド燃料を利用した場合の可能性について報告する。