II - 3.熱回収・灰溶融・焼成

セメント工場における廃棄物処理の取り組み

発表者  太平洋セメント株式会社  津田 稔

 セメント産業では、資源循環型社会の形成に貢献するため、廃棄物・副産物の利用を積極的に進めており、2010年度において25.4百万トンの処理を行った。太平洋セメント上磯工場は120年余りにわたり操業を続けている東日本最大最古のセメント工場として、社会との更なる共存共栄を図るため、近年廃棄物利用拡大に大きく方向転換している。セメント工場初として処理を開始したシュレッダーダストや広域での都市ごみ焼却灰事業などの事例を報告する。


戻る