II - 4.焼却と二次公害対策

足立清掃工場における水銀対策について

発表者  東京二十三区清掃一部事務組合  井上 宏

 平成22年6月に不適正な水銀混入ごみが搬入された影響で足立清掃工場をはじめ、板橋、光が丘、千歳清掃工場において、相次いで排出ガスの自己規制値を大幅に上回る水銀が発生し、焼却炉の停止に至った。特に、足立清掃工場では脱硝触媒のほか、ダクト、ボイラ等の各設備が水銀による汚染が著しい状況に至り、多大な復旧費用と長期の停止を余議なくされ、対応策の検討を進めました。ここでは水銀により汚染された設備の早期復旧に向け取り組んだ対応策などについて発表する。


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