II - 4.焼却と二次公害対策

横浜市のごみ焼却工場における排ガス中の水銀の挙動について

発表者  横浜市  甘糟 美樹

 平成22年6月に、東京都内の一部の清掃工場において、排ガス中の水銀濃度が自己管理値(0.05mg/m3N)を超過し、長期間稼働停止となる事例が発生したが、本市の焼却工場においても、過去10年間の経年変化をみたところ、平成18年度から緩やかな増加傾向を示していることがわかった。そこで、排ガス中の水銀の性状とごみ組成調査等から、想定される原因と今後の水銀対策について整理したので報告する。


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