II - 5.埋立処分

廃棄物最終処分場等における高機能土構造物構築方法の実用化研究(その3)

発表者  福岡大学大学院  安藤 彰宣

 被覆型処分場は近年の処分場形式の主流となっている。その埋立てピットは限られた敷地内に最大限の埋立量を確保する目的で、垂直または急勾配の法面で形成され、かつ埋立て施設の拡大により壁高も年々高くなっている。よってこれまで緩勾配法面上で行われてきた遮水工の施工が困難になってきている。このような背景のもと築堤工と遮水工を順次施工する高機能土構造物構築方法を考案したが、今回はその継続研究として廃棄物埋立て時に遮水シートに加わる引き込み力を現場実証実験にて検証した。


戻る