II - 5.埋立処分

キレート剤に起因する浸出水中の難分解性物質の対策技術

発表者  福岡大学  為田 一雄

 焼却施設から排出される飛灰については、廃棄物処理法により4方式による処理が義務付けられており、その内、薬剤(キレート剤)処理が主流となっている。その結果、キレート剤に由来するチオ尿素様物質による浸出水処理施設での硝化阻害、COD上昇等の問題が起こっている。本研究では、市販されている各種キレート剤により処理した飛灰を小型ライシメーターに充填し出てきた浸出水の水質分析、組成分析を行うことにより浸出水処理に与える各種影響を確認した。


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