II - 5.埋立処分

酸素共存下における埋立地内での廃棄物分解挙動の評価

発表者  龍谷大学大学院  東川 拓司

 廃棄物埋立地から排出される温室効果ガス(メタンガス)算定手法については、IPCCガイドラインにより定められている。廃棄物埋立地には、嫌気性、準好気性、好気性などがあるが、嫌気性以外の廃棄物埋立地から排出されるメタンガスは嫌気性埋立地に好気性分解補正係数(MCF)という係数かけて算出されている。しかし、嫌気性反応および好気性反応は、埋立廃棄物の分解挙動および分解時間が異なると考えられる。そのため本研究では、廃棄物層内の酸素濃度が廃棄物分解に与える影響について報告する。


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