II - 5.埋立処分

クロム鉱滓埋立地における植物環境に及ぼす影響と評価

発表者  慶應義塾大学  大友 一夫

 近年、経済の空洞化に伴う産業変革によって移転した工場跡地が増加傾向を示している。これらの工場跡地は、重金属源や有害な有機化合物が存在しており、これらの有害物質が、土地の再利用計画に問題を投げかけている。今回の研究は、かつてクロム汚染問題で話題となった地区を対象にした植物への影響度を調査検討した。その結果、公園用の樹木として植栽されているキンモクセイがムクノキやケヤキなどの樹木と比べて高いクロム濃度を示していた。


戻る