IV 産業廃棄物

水産廃棄物からのカドミウム除去および飼・肥料としての資源化

発表者  北海道大学大学院  関 秀司

 東北・北海道では水産廃棄物として年間数万トンのイカ内臓とホタテ貝内臓が発生している。これらは飼・肥料原料としての潜在的価値が高いが,飼・肥料の基準値を大幅に超えるカドミウムを蓄積していることが資源化の大きな障害となっている。本発表では我々が発明したカドミウム除去技術(競争吸着法)と本技術を利用したイカ内臓とホタテ貝内臓の飼・肥料原料としての資源化に関する補助事業の成果について報告する。


戻る