IV 産業廃棄物

北海道における水産廃棄物の利用と課題

発表者  北海道大学大学院  高橋 是太郎

 水産廃棄物は直ぐに腐敗し、保管が困難であることから、その処理と有効利用はとくに漁港漁村や周辺地域において重要な課題になっている。水産廃棄物がリサイクル材としての取り扱いを受けるためには、水産庁が示しているガイドラインを満たす必要がある。水産廃棄物のリサイクル施設がない地域では、多くの場合焼却処理後埋め立てに回される。水産廃棄物を“廃棄物から資源”に切り替えるには、異業種間連携のしくみづくりが欠かせない。


戻る