IV 産業廃棄物

産業廃棄物不適正処理による廃棄物の山のガス調査

発表者  埼玉県環境科学国際センター  長森 正尚

 産業廃棄物中間処理業者の不適正処理により、推定量が約65,000立方メートルに及ぶ廃棄物の山ができた。廃棄物の山の頂上からは水蒸気や硫化水素ガスが放出したことから、応急的に火山灰土壌による覆土処理を行った。その後、崩落の可能性の低減のため、廃棄物の一部撤去による高さ低減や法面勾配の緩和、覆土や通気管の設置による硫化水素ガス対策を実施した。本研究は、廃棄物の山の改善前後における放出されるガスの調査を実施したので報告する。


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