V 放射性物質に汚染された廃棄物

放射性物質のひろがりと焼却灰問題

発表者  東京大学  森口 祐一

 福島第一原子力発電所の事故によって、セシウム等の放射性物質が大量に環境中に放出され、東日本の広範囲に移流・拡散して地表に沈着した。その一部は、一般廃棄物として排出される木草類等にも付着し、各地で焼却灰とくに飛灰中から高濃度のセシウムが検出され、処分に困難をきたしている。本発表では、空間線量や放射性物質の土壌蓄積量の地域分布と、焼却灰中の放射能濃度との関係について考察する。


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