II – 5.埋立処分
67.都市鉱山としての最終処分場評価(1) ~ 賦存するメタルの種類・濃度・その存在状態 ~
発表者 早稲田大学理工学術院 大森雅史
リサイクル法適用以前は廃棄物の中間処理は不十分であり、有用メタル類は処分場へと埋め立てられた。しかし、そのような処分場の浸出水中にはメタル類はほとんど検出されない。即ち、それらは埋立層のなかにトラップされているものと推定される。いくつかの最終処分場において実施したボーリングコアや掘削試料を用いて、それらメタルの種類・濃度・存在形態を検討し、最終処分場に賦存するメタル類の資源的価値について論じた。