I – 4.性状分析等

31.最終処分場における乾電池の取り扱い見直しのための水銀含有量調査

発表者  埼玉県環境整備センター  清水 辰人

 埼玉県環境整備センターの受入れ廃棄物のうち、公害防止細目協定で定める混入不適切物に乾電池がある。しかし、水銀0使用の乾電池が普及してきていることから、乾電池中の水銀含有量を実測定して水銀0が確認できれば、協定を変更する方針を立てた。本研究では、単3乾電池を解体し、正極及び負極中の水銀含有量を測定した。試料は、新品6、使用済14、並びに廃棄物中の混入物8の計28検体とした。そのうち18検体の水銀含有量は0.002mg/kg未満であったが、10検体では0.002~0.11mg/kgと、低濃度ではあるが水銀が検出された。

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(最終更新日:2014/11/26)