II – 2.資源化処理

34.もみ殻(未利用バイオマス)はなんと生物鉱山だった

発表者  射水市  竹内 美樹

 もみ殻を燃焼させ非晶質シリカを製造し、肥料化する技術は昨年本会で発表した。本年は、このもみ殻灰を使用して早稲田大学と鉄道総研が開発している新幹線の黒いまくらぎ(ジオポリマーPC)の技術にで次世代コンクリートを製造する研究を開始した。ジオポリマーコンクリートはポルトランダイト(石灰石)を使用したコンクリートと比べてCO2の排出量を約80%も抑制できる環境にやさしいコンクリートなのである。産学官の連携で大加速し、研究の広がりとビジネス化に向かう様子を肥料化実証とあわせて報告する。

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(最終更新日:2014/11/26)