II – 2.資源化処理
35.バイオマス利活用施設における二酸化炭素削減効果の評価について
発表者 千葉県環境研究センター 大石 修
千葉県は平成15年に「バイオマス立県ちば」推進方針を、23年に「バイオマス活用推進計画」を策定し、バイオマスの利活用を推進している。バイオマスの利活用方法は多岐にわたるが、県内に廃食用油を原料とし軽油の代替燃料としてバイオディーゼル燃料(BDF)の製造を行っている市がある。今回、BDF製造工程に関して環境負荷(二酸化炭素排出)の評価をライフサイクルアセスメント(LCA)により実施し、市のバイオマス利活用施策の効果を量的に示したのでここに報告する。