II – 3.熱回収・灰溶融・焼成

45.シャフト炉式ガス化溶融炉による最終処分ゼロへの取り組み

発表者  新日鉄住金エンジニアリング(株)  小野 義広

 最終処分場の不足は依然として深刻な問題である。当社シャフト炉式ガス化溶融炉はコークスベッドによる安定・確実な高温溶融プロセスを用いて、多様な廃棄物を安定処理し、高品位なスラグと重金属類を濃縮した溶融飛灰を産出する。スラグは全量を有効利用し、溶融飛灰は山元還元することで最終処分量ゼロの実現が可能である。本稿では、これまでの当社グループの取り組みとその実績について紹介する。

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(最終更新日:2014/11/26)