II – 3.熱回収・灰溶融・焼成

50.水噴霧式排ガス冷却方式の流動床式焼却施設における基幹的設備改良例

発表者  荏原環境プラント(株)  石川 龍一

 水噴霧式排ガス冷却方式の焼却施設における温暖化ガス排出抑制策としては、プラント消費動力の削減が有効である。流動床炉はガス化溶融施設において、処理対象ごみ単位重量あたりの供給空気量を抑制したガス化炉として運用されている。その実績に基づいて、既設流動床式焼却炉の基幹的設備改良工事において、流動空気供給用の送風機を変更し、流動空気量を抑制することにより燃焼の安定化と温暖化ガス排出量を大幅に削減できたので、その事例を紹介する。

戻る


(最終更新日:2014/11/26)