II – 3.熱回収・灰溶融・焼成

59.廃棄物発電ボイラにおけるスーパーヒータ材料の腐食損傷評価

発表者  (株)神鋼環境ソリューション  菅藤 亮輔

 廃棄物発電の高効率化にはボイラ蒸気条件の高温高圧化が効果的であるが、燃焼排ガスによるボイラ伝熱管の腐食が問題となる。近年、400°C×4MPaクラスの蒸気が標準となっている。当社も同様の条件で発電している複数の施設を納入しており、ほとんど減肉は見られない。当社では稼働中の施設のボイラに管材を挿入し、400°Cより高い蒸気温度を想定して暴露試験を行っている。本報では開始から約9か月経過した試験結果について報告する。

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(最終更新日:2014/11/26)