II – 3.熱回収・灰溶融・焼成

60.廃棄物発電ボイラの過熱器管高温腐食抑制技術の開発

発表者  川崎重工業(株)  竹田 航哉

 地域のエネルギー拠点として着目されている廃棄物発電ボイラの高効率化の手段として蒸気の高温・高圧化が挙げられるが、蒸気温度が高くなると過熱器管の高温腐食リスクの増大が懸念される。このリスクを低減することを目的として過熱器管の高温腐食を抑制する技術を開発した。本技術は煙道内に微小径な抑制材を供給し、過熱器管表面に付着させることで腐食を抑制するものである。今回、実機にて本技術の実証試験を約半年間実施し、運転へ悪影響を及ぼすことがないことを確認するとともにその効果を検証した。

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(最終更新日:2014/11/26)