II – 3.熱回収・灰溶融・焼成

62.低LCC型高温高圧ボイラの設計

発表者  川崎重工業(株)  國政 瑛大

 当社が開発した腐食評価試験により廃棄物発電ボイラの様々な曝露環境下における高温腐食特性を蓄積してきた。これらの知見を基に独自の減肉マップを構築し、高温腐食リスクを低減する設計ポイントを得た。本設計により現在、最新鋭の廃棄物発電ボイラにおける蒸気条件4MPa×400°Cを上回る高温・高圧化が可能となった。高温・高圧化することで発電量が増加し売電収入が増加することによりボイラに係るライフサイクルコスト(LCC)は向上する。

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(最終更新日:2014/11/26)