II – 3.熱回収・灰溶融・焼成
65.製鉄所等基幹産業におけるごみ固形燃料(RDF)利用施設の開発事例
発表者 (公財)廃棄物・3R研究財団 渡邉 洋一
RDFの相対的価値は最近の10年間で大きく変化し、蒸気利用の民間工場で重油ボイラ代替にRDFボイラを採用すれば、収益の大幅向上のほかCO2削減にも大きく貢献することが出来る。また、廃棄物のエネルギーの回収が難しいとされる中小都市(ごみ処理量100トン/日未満規模)における廃棄物エネルギーの回収方策としても有効である。しかし、利用し易くする工夫などの課題もいくつかある。これらの課題をクリアした地域特性に応じた廃棄物エネルギー回収の方策として製鉄所等基幹産業におけるRDF利用施設開発事例を報告する。