II – 4.焼却と二次公害対策

70.防府市クリーンセンター 低空気比燃焼運転の事例報告

発表者  川崎重工業(株)  谷口 暢子

 山口県防府市に2014年3月納入した防府市クリーンセンター(処理規模:75t/日×2炉)はカワサキ・アドバンストストーカシステムの要素技術を取り入れている。供用開始以来、低空気比燃焼下でCO発生を抑制できており、かつ主灰の熱しゃく減量は低く、高い熱回収率で運用している。また、当社独自の並行流焼却炉に排ガス再循環システムと無触媒脱硝装置とを組み合わせることにより、NOx濃度も十分低く抑えることができている。今回、防府市クリーンセンター焼却炉の運転事例について報告する。

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(最終更新日:2014/11/26)