II – 4.焼却と二次公害対策

72.排ガス再循環と無触媒脱硝の併用によるNOx濃度の低減

発表者  日立造船(株)  山瀬 康平

 藤ヶ谷清掃センター(定格ごみ焼却量117.5t/day×2炉、蒸発量12.1t/h/炉(基準ごみ))に装備されている排ガス再循環と高効率無触媒脱硝を併用し、そのときのNOx濃度の低減効果を確認した。その結果、基準ごみレベルの燃焼室負荷やそれよりも高い負荷であっても、NOx排出濃度は30ppm以下を満足でき、また基準ごみレベルの燃焼室負荷では20ppm以下まで抑えられた。さらに、リークNH3濃度は白煙発生の目安とされる5ppmを下回ることができた。

戻る


(最終更新日:2014/11/26)