II – 5.埋立処分

81.小型可搬式曝気装置を用いた浸出水の簡易処理による低コスト化と汚濁負荷の低減(その2)

発表者  九州クリーン工業(株)  佐護 宏征

 廃棄物最終処分場における浸出水処理施設は、適切な維持管理と低コスト化が要求される。浸出水処理施設への汚濁負荷を軽減させる手法として、浸出水を処理施設へ送水する前段で小型可搬式曝気装置(エアーインジェクター)を活用した浸出水良質化の可能性を検証してきた。前報では、同装置の長期的な稼働により、集水ピット内の環境を常に好気的雰囲気に変え浸出水の良質化が図れることが確認できた。本報では、同装置の停止時に伴う浸出水水質への影響、及び同装置の改良による曝気能力向上の結果について報告する。

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(最終更新日:2014/11/26)