II – 5.埋立処分

84.逐次抽出法による内陸・海面処分場各埋立層における金属類の存在形態の比較検討

発表者  早稲田大学理工学術院  高田 康平

 処分場埋立層内での金属類の移動性を把握するため、存在形態の分析を行なった。研究対象に内陸・海面埋立処分場の2地点を選択し、ボーリング掘削コアを分析試料とした。試料中に含まれる金属類の形態を逐次抽出法を用いて分析を行い、埋立方法の違いによって形態に差異がみられるか比較検討を行なった。その結果、内陸の処分場では深部になるにつれ難溶性の形態が増加する傾向が見られたが、海面埋立処分場では、特定の深度で易溶性の形態が増加していた。

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(最終更新日:2014/11/26)