II – 5.埋立処分
86.水酸化物法及び凝集沈殿法を併用した最終処分場浸出水の重金属処理の検討
発表者 福岡市 今田 智子
最終処分場では、近年の集中豪雨時など大量の降水を受けて、浸出水量が汚水処理場の処理能力を超えた際、締切ダム内に浸出水を貯留することがある。この際、ごみ層の水没及び底部集排水管からの空気の流入の停止により埋立地内部を嫌気化させ、浸出水中に重金属が溶出されることが知られている。このため、処理操作や処理設備が簡単な水酸化物法と凝集沈殿法を併用した重金属処理について検討を行ったので報告する。