II – 5.埋立処分

95.埋立地浸出水の漏水検知のための環境水モニタリング手法に関する研究 ~ 最適調査日及び最適パージ量 ~

発表者  福岡大学大学院  立藤 綾子

 平成10年施行の共同命令によって埋立場周辺地下水モニタリンが義務付けられたが、地下水の採取時期や採取位置など具体的な調査方法は規定されていない。一般に、地下水への浸出水の流入は降雨によって起こることが多いことから、本研究では、海の浚渫土砂が埋立処分され、浸透水の塩類濃度が高い残土処分場下流の地下水観測井を用いて、降雨後の地下水の水質変動を調査し、汚染リスクが最大となる調査時期について検討した。その結果、梅雨から1.5ケ月以降の8月~10月における調査が望ましいことを明らかになった。

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(最終更新日:2014/11/26)