III し尿・排水・資源化処理

108.Mg添加・焼成法による下水汚泥焼却灰の肥料化技術

発表者  太平洋セメント(株)  今井 敏夫

 下水汚泥焼却灰にCaを添加して再度1200°C以上で焼成すると、りん酸とけい酸の溶出性に優れた肥料が得られることは、昨年度報告した。今年度はCaに替えてMgを用いた場合の肥料特性について報告する。Mg添加・焼成法によれば、りん酸マグネシウムカルシウムの生成により、りん酸く溶率80%以上の良質なりん酸苦土肥料が得られる。特にP2O5を25%以上含有する高リン含有灰に対して有効であった。

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(最終更新日:2014/11/26)