I – 1.事業計画・地域計画・処理計画

1.自立型清掃工場におけるごみ発電の経済性の検討

発表者  東京電機大学  菅原 秀雄

最近、基幹送電系統の空き容量の関係で、ごみ発電などの再生可能電源の系統連系が困難な地域が多く発生している。これを抜本的に解決するのは相当の時間を要する。そこで、系統への電力逆送を行うことのない自立型清掃工場のモデルを確立し、実現性を検討した。その結果、適度な小売負荷容量と専用線の施設などの条件が整えば、十分に実現可能であることが分かった。夜間に発生する余剰電力の処置は、蓄電池設備では経済的に困難であり、電動収集車の方が優れている。

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(最終更新日:2019/11/07)