I – 4.性状分析

38.事業系一般廃棄物中の食品ロス排出状況調査と調査方法の比較

発表者  (公財)東京都環境公社東京都環境科学研究所  小泉 裕靖

日本の年間食品ロス量は643万t、東京都においても27万tと推計され、実態把握や削減対策立案に向けた効果的な調査方法の確立が求められている。本調査は、事業系一般廃棄物中の食品ロスについて2つの方法で調査を行い、組成結果への影響を分析したものである。その結果、事業系一般廃棄物中の直接廃棄は、展開調査では4%、バンカー調査で6%であったこと、調査時の事前周知は直接廃棄食品の排出に影響を与える可能性があること、バンカー調査の方が攪拌による均質化されてばらつきが小さくなること、などが示唆された。

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(最終更新日:2019/11/09)