I – 4.性状分析

40.家庭からの食品廃棄の実態把握の方法 ~ 持続可能な開発目標(SDG)12.3に対応して ~

発表者  帝京大学  渡辺 浩平

持続可能な開発目標(SDG)12.3においては、小売・消費段階の一人当たりの食品廃棄を半減させることがうたわれている。その実態把握について、既存の手順書などでは内訳区分を表す用語と示された手順との対応が不明確であるなど、運用上の課題が多い。著者らは日本の地方自治体に聞き取り調査を行い、またヨーロッパの研究機関のメンバーと検討を重ね、国際的に合意できる、(1)概念が明解、(2)作業が困難でない、(3)取組や施策に有効な手法の提案に至った。この手法と、それに基づいた調査結果の例を紹介する。

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(最終更新日:2019/11/09)