II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

48.還元溶融による焼却灰等の再資源化について

発表者  還元溶融研究会【メルテック(株)】  小島 久典

還元溶融研究会に参加する4社(大平洋金属㈱、中央電気工業㈱、中部リサイクル㈱、メルテック㈱)は、焼却灰等を原料として溶融スラグ(石材)を生産している。本文では、次のとおり、生産方式の特徴等について記述する。 *焼却灰等を還元溶融することで、灰中の重金属の殆どが揮発し、安全な溶融スラグとなる。 *溶融スラグを徐冷することで、土木資材向けに幅広い用途に利用できる石材となる。 *2018年度では、4社合計で約14.5万t/年の焼却灰等から約9.0万t/年の石材を生産し、循環型社会構築に貢献している。

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(最終更新日:2019/11/09)