II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

49.焼却飛灰の脱塩処理事業

発表者  北九州アッシュリサイクルシステムズ(株)  山形 武

都市ごみ焼却飛灰をセメント原料としてリサイクルするため、水洗による脱塩処理事業を開始した。2018年4月から2019年7月までの期間に、11自治体(処理組合を含む)から約6650トンの飛灰を受け入れ、5850トンの水洗処理を行った。飛灰(原灰)の塩素濃度はストーカ炉で平均14.8%、流動床炉で平均10.3%であった。水洗後の塩素濃度はストーカ炉で平均0.36%、流動床炉で平均0.49%であり、脱塩率はストーカ炉飛灰の方が高い傾向を示している。

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(最終更新日:2019/11/09)