II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

55.資源回収のための手選別における作業環境設計に関する基礎的検討

発表者  北海道大学大学院  落合 知

性質の異なるモノが混在している中から目的物を人力で回収する手選別作業は、混合廃棄物中からの資源回収や異物除去等に用いられる基本的な技術である。手選別作業の設計基準を理論的に設定するため、本研究では作業環境が、手選別効率および精度に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。本検討では、作業環境因子として、選別対象物の色、選別対象物の個数割合、室内照度、作業場高さを変化させたモデル実験を実施し、各因子と回収効率の関係、および作業環境と作業者の身体的疲労の関係を明らかにした。

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(最終更新日:2019/11/09)