II – 3.焼却とエネルギー回収

57.AI技術を活用したストーカ炉における燃焼の安定化

発表者  日立造船(株)  山本 常平

AI技術を利用して、最適な手動操作を自動で行う「正常維持モデル」と、数分から数十分先の燃焼状態を予測し異常に至るケースを回避する「異常回避モデル」を作成し、松山市西クリーンセンター(ごみ処理量140 t/day×3炉)に導入することにより、モデル未導入時と比較して、より安定した燃焼状態で運転可能となった。現在、長期操炉による燃焼状態やセンサー特性等の変化に対応するため、新たなデータを追加してモデルを継続的に学習することにより、モデル精度の維持を目指している。

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(最終更新日:2019/11/09)