II – 3.焼却とエネルギー回収

66.竪型ストーカ炉の外乱ランダム変化時の検討

発表者  東京電機大学  池田 和樹

先行研究では小型竪型ストーカ炉の制御系の検討を行った。その際、外乱の応答はステップ応答で検討したが、燃焼炉の主な外乱はごみ発熱量の変化であり、ステップ変化ではない複雑な変化をする。本研究では制御系に、実際に近いランダム変化の外乱を考えて検討した。シミュレーションの結果、単純フィードバックに比べ先行制御を行うと外乱が入力された際の制御量の振幅は小さくなった。また、先行制御P動作は変化が大きいものに対して有効であり、PD動作は変化が頻繁に起こるものに対して有効であると考えられる。

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(最終更新日:2019/11/09)