II – 4.焼却と環境保全対策

76.水酸化アルミニウムと液体キレートによる高濃度水銀・鉛含有飛灰対策

発表者   エスエヌ環境テクノロジー(株)  山田 雄太

都市ごみ焼却施設で発生する飛灰には、水銀、鉛などの重金属を含有するため、飛灰中に液体キレートを添加し重金属を固定化する。特に鉛の溶出値を抑制するために、鉛の濃度変動を考慮して余裕をもって添加する。しかしながら、高濃度の水銀を含有しキレート残留濃度が高い場合には、水銀が再溶出し溶出値が高くなる場合があった。そこで、高濃度の水銀を含有した場合であっても、水銀と鉛の両方を不溶出化することが可能な、水酸化アルミニウムと液体キレートによる飛灰処理方法を提案する。

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(最終更新日:2019/11/09)