II – 4.焼却と環境保全対策

79.ストーカ炉における排ガス再循環を用いた低NOx燃焼実績

発表者  (株)タクマ  木下 裕之

都市ごみ焼却炉における高効率発電の方策のひとつに低NOx燃焼技術が挙げられる。炉内で発生するNOx濃度を低減することで、触媒脱硝プロセスに要する熱エネルギーを削減し、発電量を向上させる技術である。今回、排ガス再循環技術を導入した都市ごみ焼却炉においてボイラ出口濃度平均35ppm以下(O2=12%換算値)となる低NOx燃焼技術を確立し、長期に亘る運転で、その効果を確認したので報告する。

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(最終更新日:2019/11/09)