II – 5.埋立処分

92.焼却飛灰の炭酸中和処理におけるアルカリ性物質の挙動に関する研究

発表者  北海道大学大学院工学研究院  佐藤 昌宏

焼却飛灰中の重金属はpHにより溶出挙動が変わることが知られており、焼却飛灰の炭酸中和処理は重金属溶出抑制のための処理として期待できる。本研究では、炭酸中和処理により飛灰中のアルカリ性物質(硝酸消費量により定義)が低減することが、重金属抑制の主な因子の一つであると考え、炭酸中和処理時のアルカリ性物質の挙動を明らかにすることを目的とした。中和処理条件と処理飛灰中の残存アルカリ量の関係及び重金属の溶出抑制について報告する。

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(最終更新日:2019/11/09)