II – 5.埋立処分

93.飛灰不溶化剤の水生生物への毒性評価

発表者  (株)エックス都市研究所  土井 麻記子

飛灰不溶化剤はキレートが多用されているが、一部では無機リン系薬剤が使用されている。キレートについては水処理工程において硝化阻害を生ずることが確認されている。過剰に添加されたキレートは残留キレートとして、浸出水中に数百~数千mg/Lが検出されている。そこで過剰に添加された飛灰不溶化剤が水生生物に与える毒性影響を水生生物を用いて実験したので報告する。実験に用いた不溶化剤はキレート2種類(DTC系、PIP系)および無機リン系を用いた。その結果キレートについては強い毒性を呈した。

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(最終更新日:2019/11/09)