II – 5.埋立処分

99.非破壊探査法による廃棄物埋立層内レアメタル濃集ゾーンの把握

発表者  早稲田大学理工学術院  左 一洋

2000年以前、廃家電製品などの有用なレアメタルを含む廃棄物は適切な処理をなされずに最終処分場へ埋め立てられていた。そして、これらのメタル類は埋立層内に残留し、ある種のメタルはその特性と層内雰囲気の相互作用により濃集ゾーンを形成している可能性が示唆されている。本研究では、この濃集ゾーンを把握するために電気探査IP法を実際の処分場で試み、さらに得られたプロファイルを、現場で掘削・採取したボーリングコア試料を用いて測定したIP効果や比抵抗に基づいて検討した。そして、本課題に対する電気探査IP法の有効性を論じた。

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(最終更新日:2019/11/09)