II – 5.埋立処分

105.ボーリング掘削による一般廃棄物最終処分場の埋立層内調査事例

発表者  福井県産業労働部  田中 宏和

最終処分場の安定化が進み、廃止基準に適合するには、一般的に30年間以上の時間を要するといわれる。しかし、維持管理費の抑制と、環境汚染リスクポテンシャルの低下には、早期安定化が望まれる。そのため、処分場内部を調査し、安定化遅延要因を把握することは重要である。今回、メタンガス発生が長期間継続する一般廃棄物最終処分場におけるボーリング掘削調査事例を紹介する。埋立物には多量の木屑が含まれ、リグニンやセルロース等の難分解性有機物がメタン生成定常期を長期化させている可能性が推察された。

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(最終更新日:2019/11/09)