II – 5.埋立処分

106.廃棄物埋立が終了した海面型処分場の最終覆土

発表者  横浜市資源循環局  平本 和也

埋立てが終了した南本牧廃棄物最終処分場では、港湾機能強化につなげるため、早期土地活用が求められている。同時に、廃止基準を満たすまで適切な維持管理が可能な最終覆土を施工する必要があり、特に廃棄物から発生するメタンガスによる爆発等の危険性の排除が課題であった。そこで、廃棄物層の上にガス抜き層(単粒度砕石)及び縦横ガス抜き管を設け、その上に粘性土による遮へい層を形成することでメタンガスをガス抜き管へ集め、大気に放出させる構造とした。また、覆土材は、建設発生土等を活用しコスト縮減を図った。

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(最終更新日:2019/11/09)